- 英文を読んで内容を理解できるけど時間がかかる
- 簡単な内容の英会話なのに意味を追えなくなる
- 英語の速読力を上げるための勉強法を知りたい
80点英語ブログ運営者のゆうです。
多くの日本人が英語4技能の中で一番得意だと感じているリーディングですが、残念ながら「英文を読めるだけ」の人が大半を占めています。
リーディングが得意な人と英文が読める人の一番の違いは英文を読む速度です。
日本人の平均的な英文を読む速度は1分間当たり100単語程度と言われていますが、ネイティブはその3倍の300単語もの英文内容を1分間で理解できます。
限られた業務時間の中で成果を上げなければいけない社会人にとって、何時間もかけて英語資料を読み内容を理解できる程度のスキルでは不十分と言わざるを得ません。
さらに、多くの英語学習者が苦手意識を持っているリスニング力が伸びない原因が、実はリーディング力不足にあるかもしれないのです。
そこで本記事では、社会人が英語の速読力を鍛えるべき理由と英語を速く読めない人に共通する特徴、最後に元駐在員おすすめの勉強法をそれぞれ紹介します。
- 日本生まれ日本育ちの社会人(TOEIC初回スコア480点)
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- その後4年間の海外駐在を経て、現在も海外ビジネスに従事
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社会人が英語の速読力を上げるべき理由
ビジネス英語を習得したい社会人が速読力を鍛えるべき理由は以下3つです。
- 仕事の処理能力が向上する
- ビジネス英会話スキルが上がる
- 英語学習の効率が良くなる
それぞれ詳しく解説していきます。
仕事の処理能力が向上する
英語の速読ができるようになると仕事の効率が飛躍的に向上します。
仕事で英語を使っている社会人が実際に英語に触れる機会で一番多いのが、英語で書かれた資料やメールを読むときでしょう。
私自身、取引先から受け取った英語で書かれた契約書やプレゼン資料の内容を確認することが、人生初の英語を使った仕事内容でした。
当時の英語力はTOEIC500点台でしたがリーディングには多少の自信があり、なんとか自力でやり遂げたものの、書類確認だけで数営業日を費やして他業務に支障をきたしてしまいました。
本ブログではビジネス英会話を中心におすすめ勉強法を解説していますが、ビジネス現場では実践的なリーディング力も重宝されることは覚えておいてください。
ビジネス英会話スキルが上がる
英語速読を通じてリーディング力を伸ばすことで英会話スキルも同時に鍛えられる点は大きなメリットの一つです。
そもそも実践的なリスニング力を身につけるためには、下記2つのスキルを体得する必要があります。
英語を聞きとれるようになるには、話し相手が発する英語の音を聞き取って、聞き取った英語の音から意味を正確に把握できるようになる必要があるということです。
繰り返しになりますが、真のリスニング力には英語の音を理解するスキルだけでなく、ネイティブによるスピーディーな会話に置いていかれないレベルの意味理解スキルが不可欠であり、速読トレーニングはこの意味理解スキルの向上に効果的な勉強法というわけです。
また、速読力を鍛える過程で多くの英文に触れるため、新しい単語やフレーズ、文法構造を自然に体得でき、副次的にスピーキングで役立つ表現力の大幅な向上が期待できます。
英語学習の効率が良くなる
上記メリットともやや重複しますが、英語の速読力を上げることで英語学習全般の学習効率を高められます。
英文を読む速度が上がると必然的に英語学習に要する時間も短くなるため、より多くの学習量をこなせるようになります。
特に仕事が忙しく英語の勉強時間を確保しにくい社会人にとって、学習効率の改善を通じた学習量の確保は、短期間で成果を上げるために重要な取り組みと言えます。
英会話スキルを学びたい人には一見遠回りに聞こえるかもしれませんが、中長期的な視点では英語の速読力を鍛えておくメリットは大きいことを忘れないでください。
英語を速く読めない人の特徴
英語の速読力を鍛える前に英語を速く読めない原因をきちんと把握しておきましょう。英語を速く読めない人に共通している特徴は以下3点です。
- 語彙力が足りていない
- 英文をチャンクではなく単語で理解している
- 英文を返り読みしている
それぞれ詳しく解説していきます。
語彙力が足りていない
英語を読むのが遅い人の大半は、そもそも語彙力が足りていない可能性が高いです。
英文の中で知らない単語や表現が登場すると前後の文脈から意味を推測しようとしますが、このプロセスがリーディングに時間がかかる最大の原因と言っても過言ではありません。
仮にどれだけ速読スキルを鍛えたとしても、語彙力が不十分なままでは上記プロセスに無駄な時間を費やしてしまい、いつまで経っても英文を速く読めるようにはならないでしょう。
英文をチャンクではなく単語で理解している
英文を単語単位で一つひとつ日本語に訳しながら読んでいる人も、英文の読み方を変えない限りリーディング速度の更なる向上は期待できません。
例えば、「I would like to talk about the event.」という英文を単語ごとに分解して、「I:私」「would:だろう」「like:好き」「to:〜に」「talk:話す」とバラバラに日本語訳しようとすると意味理解の負荷が大きくなり、理解に要する時間も長くなります。
反対に、「would like to V:Vしたい」「talk about:〜について話す」など複数の単語のかたまり単位(チャンク)で意味をとれると、脳内負荷が小さくなり意味理解に要する時間を大幅に短縮できます。
英語を速く読めるようになるには、英語をかたまりで捉える感覚が必要不可欠なのです。
英文を返り読みしている
英文を返り読みしながら意味を捉えようとしている人も、英語を読み進めるスピードが遅い傾向にあります。
「返り読み」とは、英文に最初から最後まで目を通した後、同じ英文を行ったり来たりしながら日本語訳をしていく読み方のことです。
日本の英語学習では、返り読みによる精読トレーニングが主流のため、英語リーディングに必要な文法知識や語彙力を持っている人でも、英語を読み進める速度が遅いケースは少なくありません。
英語と日本語は異なる言語です。日本語と同じ語順で理解しようとせずに、英語を英語の語順で文頭から理解する意識を持つことが速読力を高める上で大切な心構えだと忘れないでください。
英語の速読力を上げるおすすめ勉強法
英語の速読力を効果的に高められるおすすめ勉強法は以下3つです。
- 英単語学習
- 英文法学習
- スラッシュリーディング
それぞれ詳しく解説していきます。
英単語学習
実際に英文を読んでみて、知らない単語や知っていても思い出すのに時間を要する単語が頻出する場合は、語彙力の強化を優先してください。
前述の通り、語彙力が不足していて未知の単語に出会うたびに立ち止まってしまうと、どれだけ速読のコツを学んでも英語を読むスピードは遅くなってしまいます。
単語の暗記は退屈な作業ですが全ての英語学習の土台となるとても重要なプロセスです。
以下記事で効率的に語彙力を強化できるおすすめ勉強法と失敗しない英単語帳の選び方をそれぞれ解説しているので参考にしてください。
英文法学習
速読力を鍛えたい英語初級者に単語学習と並行して取り組んでほしいのが英文法学習です。
どれだけ使いこなせる英単語知識を増やしたとしても、英文を単語ごとに日本語訳しているうちは劇的なリーディング速度の改善は見込めません。
英語を速く読むことに限らず、言語習得において正しい文法知識を覚えることは語彙力の強化と同じくらい重要なステップです。
例えば、SVOCやSVOOなど英語の5文型を使える知識として体得していれば、主語や動詞の後ろにどのような意味を持つ単語が続くか想像できるようになり、単語と単語を繋ぎながら読み進めることができます。
また、「would like to」や「have never been to」など頻出の文法表現を丸暗記することで、英語を単語ではなくチャンクで捉える感覚を自然に身につけられるでしょう。
英文法学習は速読のみに特化した勉強法ではありませんが、英語の基礎が備わっていないうちはどれだけテクニックの習得に励んでも学習効果は半減してしまいます。
高校や大学を卒業してから殆ど英語に触れてこなかった社会人の方は、以下記事を参考に単語学習とセットで文法学習にも取り組むことをおすすめします。
>>社会人向け効率的に英文法を学び直せるおすすめの勉強法はこちら
スラッシュリーディング
単語や文法など土台知識が身に付いているのに英語を速く読めない人におすすめの勉強法がスラッシュリーディングです。
スラッシュリーディングは、意味のまとまりで区切った英文を用意して、返り読みをせずに文頭から意味を追っていく学習法で、文書を斜線(/)で区切りながら読んでいくことから、スラッシュリーディングと呼ばれています。
スラッシュリーディングに取り組むことで、返り読みをせずに英語を英語の語順のまま理解できるようになるため、英文を読むスピードの飛躍的な向上が期待できます。
さらにスラッシュリーディングでは、一つの意味を持つ複数の単語の集合体(チャンク)ごとに斜線を引いて英文を読み込むため、自然と英文を単語単位ではなくチャンク単位でスムーズに読み進められるようになります。
スラッシュリーディングは、実践的なリスニング力に不可欠な英語の意味理解スキルを習得するのにも効果的な勉強法なので、速読力だけでなく英語リスニング力も鍛えたい人はぜひ挑戦してみてください。
英語の速読力を短期間で身につけたい社会人へ
前章で紹介した勉強法に取り組めば、独学でも英語を読むスピードを格段に速めることができますが、より確実に短期間で成果を上げたい人はプロの指導を受ける選択肢もあります。
私が実際にレッスンを体験した上で、英語の速読力を上げたい人に自信を持っておすすめできるのがSP速読学院です。
SP速読学院の概要
運営会社 | 有限会社 右脳教育研究所 |
レッスン形式 | ・マンツーマン(オンラインレッスンの場合) ・少人数制(教室レッスンの場合) |
レッスン時間 | 60分/レッスン |
レッスン講師 | 日本人 |
レッスン教材 | 京大医学部と共同研究した専用のトレーニングアプリ&テキスト教材 |
レッスン対応時間 | 10時〜21時 |
レッスン料金 | 英語速読コース ( 60分×8回 ):107,800円(税込)他 |
入会•教材費 | 無料 |
体験レッスン | 1レッスン無料 |
SP速読学院の特徴
私が実際にレッスンを受講して感じたSP速読学院の特徴は以下3つです。
- 高い実績を誇るSP式トレーニング方法
- 少人数制による徹底した個別指導
- 柔軟なレッスン受講システム
それぞれ詳しく解説していきます。
高い実績を誇るSP式トレーニング方法
SP速読学院が提供しているのは、文章理解のプロセスを研究する言語学・認知心理学・神経心理学といった学術研究の成果をベースとして、長年のマンツーマン指導の中で培われたノウハウを体系立てて完成された能力開発プログラムです。
一例ですが、英語速読コースでは以下のようなトレーニング方法を採用しています。
上記トレーニングの具体的な取り組み方やコツの解説や実践練習は、無料レッスンで実際に体験できるので、気になる方は一度受講してみることをおすすめします。
私も実際に講師の指導を受けながら実践したところ、60分弱のトレーニング前後で英文を読む速度が1.5倍に改善しました。
SP速読学院は1996年に設立以降、約30年間にわたって数多くの受講生をサポートし、テレビやメディアでも取り上げられるなど豊富な実績を残しています。
貴重な時間とお金を投資して学習に取り組むからこそ、信頼と実績のあるプロの指導を受けられるか否かは重要な判断材料になりますね。
少人数制による徹底した個別指導
SP速読学院は、受講生一人ひとりに合ったオーダーメイドのカリキュラムを提供するために、個別指導を採用しています。
多くの速読教室では、マスプロ形式によるレッスンを採用しており、1回のレッスンで講師1名が数十人の受講生を指導しています。
しかし、読書速読には個人差があり、トレーニングを進めていく過程で伸び悩む時期やその段階、速読法を構成する個々のスキルにおける得手不得手などは人によって異なるため、画一的な指導では十分な成果を上げるのは困難です。
SP速読学院では、受講生一人ひとりのトレーニング内容を詳しく記録したパーソナルカルテを用意し、インストラクターがカルテをもとにスキル習得状況や現状のレベルにあわせて、マンツーマンや少人数での個別レッスンを通じて丁寧な指導を提供しています。
私もマンツーマン形式のオンラインレッスンを体験しましたが、私の現状レベルに合った適切な負荷のトレーニングを提供してくれたり、細かな疑問点にも親身に答えてくれるなど、非常に満足度の高い内容でした。
柔軟なレッスン受講システム
忙しい社会人にとって、SP速読学院の柔軟性の高いレッスン受講システムは魅力的な特徴の1つです。
SP速読学院は、通学形式とオンライン形式でレッスンを提供していて、通学形式では東京・名古屋・大阪・京都にある4教室から最寄りの場所を選ぶことになります。
レッスンの時間割はレッスン形式や教室によって異なりますが、基本的に土曜・日曜も選択できるため、平日は仕事で忙しい社会人でも無理なくレッスンを継続できるのはありがたいですね。
以下はオンライン形式のレッスン時間割ですが、平日(火木)も夜20-21時まで対応しているので、土日の受講が難しい社会人でもレッスン時間を捻出できるはずです。
私も実際にオンライン形式でレッスンを受講してみて、自宅から気軽に取り組める利便性や講師とのマンツーマン指導など多くのメリットを実感しました。
大都市近郊に住んでいる方でも、まずは気軽にオンライン形式で無料レッスンを体験してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、英語の速読力を上げるメリットと効果的な勉強法を紹介しました。
英語初心者でも辞書を引きながら時間をかければ英文を読めるため、英語リーディングだけは得意だと思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。
しかし、「英語を時間をかけて読める」と「英語をスラスラ読める」には大きな壁があり、ビジネス現場では後者のスキルが求められます。
さらに、リーディングのスキル不足が英語を聞き取れない原因になっているケースも散見されます。
英語を速く読めるようになりたい人だけでなく、ビジネス英会話を習得したい人も、本記事の内容を参考にして実践で役立つ英語速読力の習得に挑戦してみてください。
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