
- オンライン英会話を検討しているが良し悪しがイマイチわかっていない
- オンライン英会話スクール選びで失敗したくない
80点英語ブログ運営者のゆうです。
英語を話せるようになるには、実際に口を動して発話するアウトプット学習を避けて通れません。自宅で気軽に始められるアウトプット学習方法は様々ありますが、オンライン英会話の活用も有効な選択肢の一つ。しかし、オンライン英会話の具体的な仕組みがわからず判断に迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんなオンライン英会話の仕組みを理解してもらうために、メリット・デメリットを紹介します。さらにデメリットを補うスクール選びのコツも併せて解説しているので、自分に合ったオンライン英会話スクール探しの参考にしていください。
>>自宅にいながら一人で気軽に取り組めるアウトプット学習法はこちら
オンライン英会話の4つのメリット

早朝・深夜の時間帯を活用できる
日中は仕事で忙しい社会人にとって、レッスン時間の確保は容易ではありません。しかし、オンライン英会話であれば早朝や深夜といった時間帯でもレッスンを受け付けているため、出勤前やランチ時間、帰宅後などスキマ時間を有効活用できます。
レッスン受付時間はスクール毎に異なりますが、一般的には朝は5〜6時から夜は24〜25時まで受け付けています。365日24時間いつでもレッスン受講可能なスクールもあるので、一人ひとりの働き方や生活スタイルに合った学習計画を立てられるのは大きなメリットと言えるでしょう。
毎日レッスンを受講できる
英語学習において最も重要なのは日々継続すること。オンライン英会話では自分の希望通りに学習計画を立てられるので、毎日英会話レッスンを申し込むことも可能です。
さらにオンライン英会話は通学型スクールに比べてレッスン料金が非常に安く、1レッスン200〜300円台のスクールであれば、毎日レッスンを受けても月額1万円以内に抑えることも可能です。
さまざまな国籍の講師から学べる
一般的な通学型スクールでは、アメリカやイギリスなど英語圏のネイティブ講師がレッスンを担当しています。英語を学ぶならやっぱりネイティブ講師に教えてほしいと思う人も多いでしょうが、実は非ネイティブ講師にもたくさんのメリットがあるのです。
私たち日本人と同様に第二言語として英語を学習してきた非ネイティブ講師は、英語学習者の悩みやつまづきやすいポイントをよく理解しているため、丁寧かつわかりやすい指導をしてくれます。
多くのオンライン英会話スクールには、ネイティブ講師だけでなくフィリピン人など非ネイティブ講師が多数在籍しています。ネイティブ講師はまだハードルが高い英語初心者や非英語圏で仕事をする機会の多い社会人など、一人ひとりの学習ニーズに沿った講師を選べるのはオンライン英会話のメリットの一つと言えるでしょう。
>>オンライン英会話でフィリピン人講師を選ぶべき人の特徴はこちら
幅広い学習ニーズに合ったコース・教材を選べる
英会話レッスンに申し込む目的は、実践的なビジネス英会話の習得や発音の矯正、TOEIC対策など人によって様々です。オンライン英会話でも、各スクールが独自の強みを活かして幅広いニーズに合った学習プログラムと専用教材を提供しています。
人気英語講師が監修した独自カリキュラムや海外の人気ドラマなど、効率的かつ楽しみながら英語学習に取り組める工夫を施したスクールが多いのもオンライン英会話の魅力の一つでしょう。
オンライン英会話の4つのデメリット

学習の継続が難しい
通学型スクールでは決められた日時・場所でレッスンを受けるのに対して、オンライン英会話では受講生が自由に選べます。これはオンライン英会話の大きなメリットの一つですが、高い自由度がレッスン受講の強制力を弱めてしまい簡単に挫折してしまうデメリットにも繋がります。
仕事の忙しさを理由にレッスン受講のペースが落ちていき、そのまま挫折しまうのが典型的なパターン。毎回のレッスン予約も自分で対応しなければならず、事務負荷がモチベーション低下を招くかもしれません。
おすすめ対策:レッスン管理が充実しているオンライン英会話を選ぶ
オンライン英会話の継続に自信がない人は、レッスン受講の強制力を強めるのが効果的です。
運営スタッフが受講生一人ひとりのスケジュールを確認して本人に代わってレッスン計画を策定し毎回のレッスン予約をしてくれたり、レッスン当日に講師から受講生にレッスン開始のコールが発信してくれるオンライン英会話スクールもあるため、自己管理が苦手な人にはおすすめです。
>>オンラン英会話を継続できない原因と効果的な対策方法はこちら
講師の質にバラツキがある
オンライン英会話スクールは講師の質を高めるために、非常に厳しい採用プロセスを設けています。しかし、通学型スクールに比べると大人数の講師を雇っているため講師一人ひとりのレッスン品質を完璧に管理できておらず、「教え方が下手」「態度が悪い」など質の低い講師が一定数存在しています。
おすすめ対策:お気に入り講師を複数人見つけておく
質の低い講師とのレッスンを回避するには、レッスン前の講師の選び方が重要です。多くのオンライン英会話スクールでは、講師一人ひとりに対する過去受講生の評価を掲載しています。また、レッスン予約の際に表示される講師スケジュールの埋まり具合いからも講師の良し悪しを確認できるでしょう。
しかし、評価の高い講師は他の受講生からも人気がありスケジュールに空きが少ないため、毎回レッスン予約できるわけではありません。最初に色々な講師のレッスンを受けて自分のお気に入り講師を複数人見つけておくとその後のレッスン予約がスムーズになるのでおすすめです。
レッスンの質が通信環境に左右される
オンライン英会話ではインターネット上でレッスンを受講するため、通信環境によって音声や映像が途切れてしまうリスクがあります。
私たち生徒側が通信環境を整えたとしても、講師側のネット回線状況が悪いと根本的な問題解決にはなりません。特に注意する必要があるのがフィリピン人講師。日本に比べてネットインフラ環境が十分整っていないため、スコールなど悪天候に見舞われていると回線が繋がりにくくなるケースもあります。
おすすめ対策:通信問題が発生しにくい時間帯や講師・スクールを選ぶ
私たちが講師側の通信環境を改善することは困難ですが、インターネット利用人数が比較的少ない早朝の時間帯にレッスンを申し込んだり、講師側の回線状況が原因でスムーズなレッスンを行えない講師は次回以降選ばないなどの対策でトラブルを回避できます。
例えば、講師の採用プロセスの中で「通信環境の質の高さ」を評価項目の一つとしているスクールを選ぶことで、通信環境による不都合を回避することもできるでしょう。
自分で学習計画を立てる必要がある
オンライン英会話では幅広い学習プログラムや専用教材が用意されているため、受講生一人ひとりの学習ニーズに沿ったレッスン計画を立てることができます。しかし、スタッフサポートが充実している通学型スクールと異なり、一般的なオンライン英会話では自力で学習計画を立てなければいけません。
さらに自分に合った学習計画を立てられたとしても、その後の英会話レッスンを適当に受講していては期待した学習効果を得られません。レッスンに集中するだけでなく、レッスン前後の予習・復習を適切に取り入れる必要がありますが、こちらも基本的には受講生の自主管理に委ねられています。
おすすめ対策:適切な学習計画を設計・提供してくれるオンライン英会話を選ぶ
学習計画や予習・復習の自主管理に自信がない人は、手厚いサポートを提供しているオンライン英会話スクールを選びましょう。
1年間の学習計画やレッスン内容に応じた予習・復習コンテンツを提供してくれるオンライン英会話スクールを選択することで、自ら学習計画を立てる手間を省くことができます。さらにモチベーション管理もサポートしてくれるため、途中で挫折してしまうリスクの削減効果も期待できるでしょう。
ただし、スクールの手厚いサポートがあったとしても、受講生本人の英会話レッスン活用方法が不十分のままでは、どうしても学習効果は限定的になってしまいます。なかなか効果を実感できていない人は、スクール側に過度に依存し過ぎずに、自身の英会話レッスンへの取り組み方も見直してください。
まとめ
本記事は、アウトプット学習方法としてオンライン英会話スクールを活用するメリットとデメリットについて解説しました。
オンライン英会話では、自分でレッスンや講師の質を担保しつつ目的に合った学習計画を立てて継続する必要があるため、通学型スクールに比べて独学要素が強いと言えます。
オンライン英会話の学習効果を最大限発揮できるように、今回紹介したデメリット要素を把握したうえで、自分に合ったスクール選びと適切なレッスンの受け方を意識してください。
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