- 仕事が忙しくて英語の勉強が長続きしない
- まとまった英語の勉強時間を確保できない
- スキマ時間を有効活用できる英語勉強法を知りたい
80点英語ブログ運営者のゆうです。
「英語力を伸ばしてキャリアの幅を広げよう!」と決意したものの、仕事が忙しすぎて英語を勉強する時間が取れずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
多くの社会人が仕事終わりの夜時間にまとめて英語の勉強に取り組もうとしがちですが、残業後に疲れ果てた状態で帰宅してから何時間も集中力を維持するのは容易ではありません。
そこで活用してほしいのが、起床後や就寝前の時間、通勤中の時間、昼休憩の時間など日々の生活に潜んでいるスキマ時間です。
英語を勉強する上で最も大切なのは学習を継続することであり、忙しい社会人にとってスキマ時間は力強い味方になってくれます。
本記事では、社会人にとってスキマ時間を活用した英語勉強がおすすめな理由と、スキマ時間を活用したおすすめ英語勉強法をそれぞれ紹介します。
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社会人の英語学習でスキマ時間が重要な3つの理由
社会人が効率的にビジネス英語力を伸ばす上で、スキマ時間の活用が重要になる理由は以下3点です。
- 英語学習の時間を確保しやすい
- 英語学習を習慣化しやすい
- 英語学習の集中力を維持できる
それぞれ詳しく解説していきます。
英語学習の時間を確保しやすい
忙しい社会人でも、スキマ時間を活用すれば勉強時間を継続的に確保できるようになります。
そもそも学生時代とは違い、1日のうち大半を仕事に費やしている社会人にとって、毎日安定してまとまった勉強時間を作ることはかなり難しくなるものです。
仮に、1日2時間のペースで英語を勉強しようと計画した場合、仕事終わりに2時間まとめて勉強時間を安定的に確保できる人は決して多くないでしょう。
一方で、スキマ時間を活用をすると、起床後にコーヒーを飲みながら15分、身支度中に15分、通勤時間に15分x2回、昼休憩中に15分、入浴中に15分、就寝前に30分といった無理のない学習計画を立てられるようになります。
上記はあくまで一例ですが、自分の生活リズムに合わせて学習タイミングや1回あたりの勉強時間を自由にカスタマイズできる点も、学習を無理なく継続する上での大きなメリットと言えます。
英語学習を習慣化しやすい
スキマ時間の活用は英語学習を習慣化させやすいこともおすすめ理由の一つです。
英語の勉強が長続きしない悩みを抱えている人は多く、その原因の一つにモチベーションに頼りすぎていることが挙げられます。
モチベーションを高く持って勉強に取り組むこと自体は素晴らしいですが、英語学習の継続をモチベーションに依存しすぎるのは注意が必要です。
人のモチベーションは、常に上がったり下がったりと安定しないもの。英語の学び直しを決意したモチベーションの高い時期は問題ありませんが、その後やってくるモチベーションが下がる局面では英語学習に手がつかなくなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、英語学習を起伏の激しいモチベーションに依存するのではなく、英語学習を無意識のうちに当たり前に行動する1つのイベントに組み込んで習慣化させてしまうことです。
特定の行動を習慣化するには、行動1回あたりの負荷を下げたり、毎日の起床後に飲むコーヒーなど既に習慣化されている行動とリンクさせるなどが効果的な方法です。
お気づきの通り、スキマ時間の活用がまさに英語学習という行動の習慣化に最適な手段と言えるのです。
英語学習の集中力を維持できる
スキマ時間を英語学習に充てることで、学習効率を高める効果も期待できます。
そもそも一般的な大人の集中力は50分程度と言われていますが、50分間ずっと高い集中力を維持できるという意味ではありません。
実際には、継続して集中できている時間はたった15分ほどで、1度集中力が低下した後に、また15分間ほど集中できるサイクルとなっています。
仮に、1日2時間を英語の勉強に充てる学習計画を立てた場合、仕事終わりに2時間まとめて英語学習に取り組もうとすると、集中力が途切れてしまう時間帯が相応に含まれてしまうのです。
しかし、通勤中や昼休憩などスキマ時間を活用した15〜30分単位の勉強を積み上げて1日2時間の英語学習時間を確保することで、常に高い集中力を維持できるようになり、英語学習の効率性を高められるという訳です。
スキマ時間を有効活用できる英語勉強法8選
管理人が実際に取り組んでいた、スキマ時間に適したおすすめ英語学習法は以下の通りです。
- データベース対策
- 英単語学習
- リスニング対策
- スラッシュリーディング
- シャドーイング
- 多聴トレーニング
- スピーキング対策
- 瞬間英作文
- 言い換えトレーニング
- 独り言英会話
- オンライン英会話
それぞれ詳しく解説していきます。
英単語学習
通勤時間や就寝前などのスキマ時間を新しい英単語を覚えたり昨日学んだ単語の復習する時間に充てましょう。
多くの英語学習者がなかなか英単語を覚えられない悩みを抱えていますが、その原因として英単語と出会う回数と出会いの質がいずれも不十分である可能性が高いです。
人間の脳には、記憶をつかさどる部位として海馬と大脳皮質が存在します。目や耳など感覚器官から取得した情報は海馬に短期記憶として保管されて、ほんの数秒から数分で忘れてしまいます。
一方で、脳に「これは重要な情報だ」と判断された場合、海馬の先にある容量の大きな大脳皮質に情報が送られて、長期記憶として脳内に深く刻まれます。
つまり、覚えた英単語を忘れないためには、その英単語が必要な情報だと脳に判断させて長期記憶に変換する必要があるのです。脳に必要だと思われる情報は、以下2種類に大別できます。
スキマ時間を活用した英単語学習は、まさに1つ目の出会いの数を安定的に確保する上で非常におすすめのアプローチと言えるのです。
また、スキマ時間を活用した英単語学習を成功させる上で重要になるのが英単語帳の携帯性です。
分厚くて大きい英単語帳を選んでしまうと持ち運びが不便になり英語学習の習慣化を阻害する原因になりかねません。
英単語帳を選ぶときは、現状の英語レベルや学習目的に加えて、携帯性の高さにも注目してください。参考として、収録語数が1,000語程度の単語帳であれば薄くて軽い教材が多いのでおすすめです。
スラッシュリーディング
通勤電車内や昼休憩時間など声を出しにくい環境では、スラッシュリーディングに取り組むことをおすすめします。
スラッシュリーディングとは、意味のまとまりで区切った英文を用意して、返り読みをせずに文頭から意味を追っていく学習法です。文書を斜線(/)で区切りながら読んでいくことから、スラッシュリーディングと呼ばれています。
スラッシュリーディングを通じて英文読解力を鍛えることで、実践的なリスニング力で求められる英語を英語の語順で理解できる意味理解スキルを習得できます。
スキマ時間を活用した具体的な取り組み方ですが、英語音源を聞き流しながらその音源と同じペースで英字スクリプトに目を通して、スラッシュ単位の日本語訳を脳内でイメージしていってください。
もし音源のペースが早すぎる場合は、慣れるまで0.5〜0.7倍速で再生してもOKです。
また、限られたスキマ時間でスラッシュリーディングに集中して取り組めるように、自宅などで事前に教材スクリプトにスラッシュを入れておきましょう。
もし自分でスラッシュを入れるのが難しい人は、以下2冊のようにスラッシュ入りの音源スクリプトが収録されている教材を選択するのも一案です。
シャドーイング
自宅で過ごすスキマ時間や自宅から最寄り駅までの徒歩通勤の時間帯など、声を出せる環境で取り組んでほしいリスニング学習法がシャドーイングです。
シャドーイングとは、英語を聞きながら影(shadow)のように追いかけて声に出して読むリスニング学習法です。目安として、英語音源から0.5〜1秒ほど遅れて音読するイメージです。
英語音源の音のリズムや文構造を正確に把握した上で、文頭から意味を追いながら自分の口を動かして発声することで、英語の音を理解するスキルと英語の意味を理解するスキルを体得できます。
スキマ時間を有効活用するために、あらかじめ英語音源の音のリズムや文構造の理解など下準備は済ませた上で、音源を聞きながら実際に自分の口を動かして音読しましょう。
声を出しながら路上を歩くことに抵抗感を持つ方もいるかもしれませんが、人が多い駅前エリアなどでなければ、よほど大声でない限り周りの人はあまり気にしていないものです。
私が実践していたときも、人とすれ違うときは声のトーンを多少落としていましたが、それ以外は基本的にしっかり発声して堂々と歩いていました。(笑)
ただし、シャドーイング中は何も考えずに機械的に音源の後を追って音読するだけでは十分な学習効果を実感できません。たまに「シャドーイングは効果がない!」という批判的なコメントを目にしますが、それは単にシャドーイングの正しいやり方を知らないだけの話です。
以下の記事でシャドーイングの正しいやり方をかなり詳しく解説しているので、特に初めてシャドーイングに取り組む人は必読です。
なお、スキマ時間をフル活用するには携帯性に優れた英語学習アプリの利用をおすすめしています。
シャドーイングに特化した英語学習アプリ「SHADOTEN(シャドテン)」は、私が実際に使ってみて本当におすすめできるサービスだったので、本気でリスニング力を伸ばしたい人は活用してみてください。
>>管理人が実際にシャドテンを体験した本音レビュー記事はこちら
多聴トレーニング
幅広いスキマ時間を活用できるリスニング学習法としておすすめなのが、多聴トレーニングです。
多聴トレーニングとは、文字どおり数多くの英語音源に触れながら英語の聞き取りスキルを強化する学習法です。
シャドーイングなどの精聴トレーニングでは、一言一句まで漏れなく英語を聞きとれる完璧なリスニング力の習得を目指しています。
一方の多聴トレーニングでは、聞きとれないフレーズがあっても気にせずにリスニングを続けて、音源内容の大枠と話しの流れを把握できる実践的な聞き取りスキルの習得が目的です。
朝の身支度や通勤中、入浴時間などちょっとしたスキマ時間に英語音源を流して、聞き返しをせずに話の概要を把握する訓練に取り組んでみましょう。
ただし、適当に選んだ英語音源を適当に聞き流しているだけでは十分な学習効果は期待できない点は注意が必要です。あらかじめ正しい多聴トレーニングのやり方を把握しておきましょう。
瞬間英作文
スピーキング力に不可欠な文章化スキルを短期間で身につけたい人は、瞬間英作文を日々の英語学習に取り込んでみましょう。
瞬間英作文は、日本文を読んでから素早く英訳して発話するスピーキング学習方法です。
瞬間英作文を繰り返すことで、頭の中で考えたメッセージを瞬時に英文で表現できる(=文章化スキル)ようになり、英語が自然と口から出せるようになります。
5〜10分程度のスキマ時間中に、教材に収録されている日本語の文章を読み聞して、瞬時にその英訳文を発声するトレーニングを繰り返してください(声が出せない環境なら英訳文をイメージするだけでOK)。
ただし、英語初心者が初見のトレーニング教材を片手にスキマ時間だけで瞬間英作文に取り組むやり方はおすすめしません。
まずは自室など英語学習に集中できる環境と十分な勉強時間(30分以上)を確保して、日英の文構造を正確に理解するなど正しいやり方で教材を1周してください。
その上で、2周目以降の反復練習の場としてスキマ時間を活用することで、実践でも通用する文章化スキルを効率的に体得できるようになります。
言い換えトレーニング
先述の文章化スキルに加えて、実践的なスピーキング力を構成する概念化スキルを効率的に習得したい人は、スキマ時間を有効活用して言い換えトレーニングにも挑戦してみましょう。
言い換えトレーニングとは、伝えたい日本語の内容(原文)を簡易な英語表現に言い換えて発話する学習法です。
学校のテストで登場する英作文問題では、英語知識の習熟度を測るために、単語や細かい文法表現まで正確に日本語の問題文を英訳できるかが問われます。
しかし、実際のビジネス会話シーンでは正解の英文は一つではなく、相手に自分の意図が伝わる英語表現であれば全て正解になります。
その反面、時間をかけて回答案を考えられる英作文問題とは異なり、リアルな会話では会話のペースを崩さないよう瞬発的な英訳スキルが求められます。
そのような瞬発的な英訳スキルを鍛えるのに効果的な方法が言い換えトレーニングなのです。
スキマ時間で取り組める言い換えトレーニングとして、街中を歩いているときや電車などで目に留まった光景を自分が使いこなせる英語知識でどのように表現するか考えるやり方がおすすめです。
また、入浴中や就寝前などリラックスした状態で、今日1日の出来事を振り返って簡単な英語表現でどのように説明できるか考えて発声してみても良いでしょう。
このような「言い換え」は慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、実はちょっとしたコツさえ掴むことができレバ、短期間でスピーキング力の大幅な上達が期待できます。
>>英語をペラペラ話せるようになる言い換えのコツ6選はこちら
また、公式LINEではスキマ時間で活用したい言い換えトレーニング教材を期間限定で無料配布しています。
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独り言英会話
スピーキング力を構成する文章化スキルと概念化スキルをバランス良く鍛えたい人におすすめなのが、独り言英会話です。
独り言英会話とは、自分で選んだテーマに沿って事前に設定した制限時間いっぱい英語を話し続けるアウトプット学習法です。
独り言で話す内容を整理するプロセスで概念化スキルを、整理した内容を瞬時に英訳していくことで文章化スキルをそれぞれ鍛えることができます。
独り言英会話は自分で会話テーマや学習時間を決めて取り組めるため、基本的には時間や場所を選ばず自由に取り組むことができます。
ただし、実際に口を動かして英語を発話する行為も英会話スキルを上達させる上で重要なプロセスなので、可能であれば徒歩通勤中や自宅で過ごすスキマ時間など声を出せる環境で取り組んでみましょう。
なお、独り言英会話のデメリットとして、学習が自分一人で完結するため独り言の内容を添削してもらえない点が挙げられます。
言い間違いや不自然な言い回しを認識した上で、正しい表現や言い回しを意識しながら次回以降の独り言英会話に取り組むことで、より上質なインプットとアウトプットの学習サイクルを確保できます。
ビジネス英会話に特化した英語学習アプリ「SUPIFUL(スピフル)」は、毎回悩みがちな独り言英会話のテーマを提案してくれるだけでなく、会話内容のAI添削サービスを提供してくれます。
さらに、ビジネス現場でそのまま使える上質な例文を多数収録した瞬間英作文用の教材も使い放題になっているので、スピーキング力を確実に伸ばしたい人は、まずは7日間の無料体験を試してみてはいかがでしょうか。
>>管理人が実際にスピフルを体験した本音レビュー記事はこちら
- 人気オンライン英会話「PROGRIT」の運営会社が提供するビジネス特化型の学習アプリ
- 実践的なビジネス例文を用いた瞬間英作文で、瞬発的な文章化スキルの習得を目指す
- AI添削サービス付きの独り言英会話で、弱点を克服しながら概念化スキルの向上を図る
オンライン英会話
より実践的なビジネス英会話スキルを体得を目指すなら、オンライン英会話でリアルな英語コミュニケーションの経験を積むことをおすすめします。
単なる試験科目としての英語ではなく、人と人を繋ぐ言語としての英語を学ぶ上で、リアルな英会話トレーニングに勝る学習方法はありません。
日本に住みながら英語で会話をする機会を確保しようとすると、一昔前までは通学型の英会話スクールに頼る他ありませんでした。
しかし、最近はインターネットの普及に伴い、数多くのオンライン英会話スクールが自宅から気楽に英会話に取り組める環境を提供してくれています。
その中でも、特にスキマ時間を有効活用しやすい超おすすめオンライン英会話が「ネイティブキャンプ」です。
一般的なオンライン英会話スクールは1回のレッスン時間が25分で固定されていますが、ネイティブキャンプは5分や10分など短い時間でのレッスン受講が可能となっています。
さらに、ネイティブキャンプではレッスン受け放題のプレミアムプランを月額6,800円という破格の値段で提供しているので、金銭的に無理をせずに毎日のスキマ時間を使ってリアルな英会話トレーニングに取り組めるはずです。
運営会社 | 株式会社ネイティブキャンプ |
レッスン形式 | オンライン/マンツーマン |
レッスン時間 | 25分/レッスン(5分・10分単位の受講可) |
レッスン講師 | フィリピン人、英語ネイティブを含む130カ国以上の講師 |
レッスン教材 | ビジネス英会話、日常英会話、発音他多数コース 英会話を通常の4倍の速度で習得できるカランメソッドを採用 |
レッスン対応時間 | 24時間対応 |
レッスン料金 | ライトプラン(月8回):月額5,450円(税込) プレミアムプラン(受け放題):月額6,800円(税込) チョコっとキャンプ(1日10分):月額2,980円(税込) ※ネイティブ講師の受け放題オプションは+9,800円(税込) |
入会•教材費 | 無料 |
体験レッスン | 7日間無料 |
ネイティブキャンプを含む社会人に本気でおすすめできるオンライン英会話スクールを私の実体験を踏まえて厳選したので、同じく本気でビジネス英会話スキルを身につけたい人は参考にしてください。
>>管理人が厳選した社会人向けのおすすめオンライン英会話スクールはこちら
まとめ
本記事では、社会人向けにスキマ時間を有効活用できるおすすめ英語学習法8選を解説しました。
ビジネス英語を話せるようになるのは決して簡単な道のりではありませんが、正しいやり方で継続して取り組めば誰でも必ず達成できます。
仕事で忙しい社会人は学習の継続が大きなハードルになってしまいますが、本記事で紹介した学習法を参考にしてスキマ時間をうまく使いこなしてみてください。
まとまった学習時間を確保できない分ある程度の期間は必要になりますが、半年後には今とは見違えるような英会話スキルが身についているはずです。
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