英会話で即実践できる言い換えのコツを徹底解説!純ジャパでも英語がペラペラになるおすすめ学習法

以下該当する人におすすめ記事です
  • 短期間で英語がペラペラ話せるようになりたい
  • 英会話初心者でも取り組める言い換えトレーニングに興味がある
  • スムーズに言い換えできるようになるコツを知りたい

80点英語ブログ運営者のゆうです。

実践的な英会話力を身につけるには、本来長い時間をかけてコツコツ英語学習を継続していく他ありません。

しかし、ますますグローバル化が進む昨今、仕事の都合で急きょ英語コミュニケーションが必要になった社会人も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを抱えている社会人にとって、最低限の英単語と英文法知識さえあれば、英会話初心者でも短期間でペラペラ話せるようになるとっておきの学習法が言い換えトレーニングです。

言い換えトレーニングが英会話スキルに与える効果の大きさは管理人が身をもって体験していますが、実践で通用する言い換えスキルの習得は容易ではありません。

そこで本記事では、私の実体験を踏まえて簡単に言い換えできるようになる6つのコツと、言い換えスキル強化と相性の良いおすすめ英語学習法を紹介します。

言い換えトレーニングは英語がペラペラになるおすすめの方法

言い換えトレーニングとは、伝えたい日本語の内容(原文)を簡易な英語表現に言い換えて発話する学習法です

言い換えトレーニングの例
  • 【原文】彼の行動は予測不可能だ。
    • His behavior is unpredictable.
  • 【言い換え文】彼がどのように行動するか知るのは難しい
    • It is hard to know how he will act.

学校のテストで登場する英作文問題では、英語知識の習熟度を測るために、単語や細かい文法表現まで正確に日本語の問題文を英訳できるかが問われます。

しかし、実際のビジネス会話シーンでは正解の英文は一つではなく、相手に自分の意図が伝わる英語表現であれば全て正解になります。その反面、時間をかけて回答案を考えられる英作文問題とは異なり、リアルな会話では会話のペースを崩さないよう瞬発的な英訳スキルが求められます。

そのような瞬発的な英訳スキルを鍛えるのに効果的な方法が言い換えトレーニングなのです。

言い換えトレーニングの目標は、伝えたい内容の本質を見抜いて平易な言い回しで表現できるようになること。言い換えのコツさえ掴むことができれば、短期間でスピーキング力の大幅な上達が期待できます。

>>言い換えトレーニングの詳しいやり方はこちら

スムーズに言い換えするための6つのコツ

スムーズに言い換えできるようになるために抑えるべきコツは、以下6つです。

  1. メッセージの本質を見極める
  2. 漠然とした情報を具体化する
  3. 難解な単語や表現を避ける
  4. 受動態の代わりに能動態を用いる
  5. 長い文章を複数の短い文章に分解する
  6. 文章をセリフ形式に変換する

それぞれ詳しく解説していきます。

メッセージの本質を見極める

日本語の文章をパッと英訳できない場合、メッセージの本質を見極めて、本当に伝えたい情報を抽出してください

メッセージの本質を見極めた言い換え文
  • 【言い換え前】私の上司はあまりお世辞を言いません
    • Me boss does not often give compliments.
  • 【言い換え後】私の上司は正直です
    • My boss is honest.

上記言い換え例の他にも、例えば外食先で食べたラーメンが美味しかったとき、日本語であれば「スープにコクがある」「味に奥行きがある」「麺とスープが絡み合っている」など美味しいと感じた具体的な理由を話し相手にスムーズに伝えられるでしょう。

勿論、英会話でも日本語並みに詳細な説明ができるに越したことはありませんが、そのせいで英語が口から出てこず黙ってしまっては本末転倒です

まずは話し相手と会話のキャッチボールを続けることを最優先に、メッセージの本質である「このラーベンはとても美味しい」というコア情報を抽出して簡単な英文に言い換えてください。

漠然とした情報を具体化する

日本語の文章がやや漠然としている場合、自分なりに具体的な会話シーンを想定して漠然とした情報を具体化することでスムーズに言い換えできるようになります

情報を具体化した言い換え文
  • 【言い換え前】私と同僚は息が合うコンビです
    • My colleague and I are a well-coordinated duo.
  • 【言い換え後】同僚と一緒に仕事をするといつも上手くいきます
    • When I work with my colleague, everything always goes well.

上述の例文では、何に関して「息が合うコンビ」なのか情報がやや漠然としています。そこで職場内の会話風景を想定して、「息が合うコンビ」を「一緒に仕事をすると上手くいくコンビ」と情報を具体化しています。

注意点として、「息が合うコンビ」を「阿吽の呼吸で大型案件を何件も成功させているコンビ」のように難しい言い回しで具体化してしまうと、かえって英訳のハードルが上がってしまいます。目的に立ち返って英訳しやすくなる具体化を心がけてください

難解な単語や表現を避ける

日本語の文章で難解な単語が含まれている場合、小学生でも理解できるレベルの簡単な単語に置き換えることも重要な言い換えのコツの1つです

難解な単語や表現を避けた言い換え文
  • 【言い換え前】当社のサービスは他社よりも洗練されています
    • Our services are more sophisticated than others’.
  • 【言い換え後】当社のサービスは他社よりも優れています
    • Our services are better than others’.

オフィシャルな環境で大人同士が話し合うビジネス英会話では、やや難しいビジネス英単語が望ましいシチュエーションがあるのも事実です。

しかし、スムーズな話し合いを成立させるためにも、正しい英語がパッと思い浮かばなければ、無理をせずに既知の平易な単語や表現に置き換えてください

受動態の代わりに能動態を用いる

日本語の文章が受動態の場合、能動態に切り替えることで英訳負荷を軽減できます

能動態を用いた言い換え文
  • 【言い換え前】次回会議の議題は部長によって設定されました
    • The agenda of the next meeting was set by the department head.
  • 【言い換え後】部長次回会議の議題を設定しました
    • The department head set the agenda of the next meeting.

受動態は上手く使いこなせば重要な情報を強調できるなどメリットもありますが、普段から馴染みのある能動態に比べると英訳の負荷が大きいデメリットがあります。英会話に慣れないうちは、意識的に能動態を活用してみましょう

長い文章を複数の短い文章に分解する

日本語の文章が長く情報量が多い場合、文章を2つ以上に分解して短文にすることで流暢言い換えと英訳が可能になります

短い文章に分解した言い換え文
  • 【言い換え前】行き当たりばったりのやり方は効率的とは言えません
    • It cannot be said that a haphazard approach is efficient.
  • 【言い換え後】まずは計画を立てるべきです効率的に行動できますよ
    • First, you should make a plan. So you can take action efficiently.

上述の例文では、まずメッセージの本質を見極めて「事前に計画を立てるやり方は効率的である」というシンプルなメッセージに言い換え。その上で「事前に計画を立てる」と「効率的に行動できる」に分解して、それぞれ言い換え文を作成しています。

英語初中級者が上手く英訳できない原因の1つとして、原文の情報量が多すぎることが挙げられます。文章の分解は必須ではありませんが、英訳が難しいと感じた際には、文章を短くして情報量を減らすテクニックを活用してください

文章をセリフ形式に変換する

これまで紹介してきたコツでは上手く言い換えできない場合、セリフ形式への変換を試してみるとスッと言い換えできる可能性があります

セリフ形式に変換した言い換え文
  • 【言い換え前】その取引先の提案はあまり鵜呑みにしない方がいいよ。
    • For the client’s proposal, you’d better not swallow it hook, line, and sinker.
  • 【言い換え後】その取引先の提案に「OK」と言う前に詳細を確認した方がいいよ。
    • You’d better go over the client’s proposal before you say “OK.”

上述の例文では、「提案を鵜呑みにしない」という難しい表現を避けて「提案に同意しない」などと言い換えることも可能です。しかし、仮に「同意する=agree」という英単語がパッと出てこなければ、そこで会話が止まってしまう恐れがあります。

このように難しい表現をシンプルに置き換えても英訳が難しい状況に直面した際には、“OK”や”NO”など端的なセリフでも代用できることを覚えておきましょう

言い換えスキルを効率的に強化できるおすすめ英語学習法3選

管理人の実体験に基づく、言い換えスキルの向上に効果的なおすすめ英語学習法は、以下3つです。

  1. 英語日記
  2. 独り言英会話
  3. 英会話レッスン

それぞれ詳しく解説していきます。

英語日記

英語日記とは、文字通り英語で日記を書き続ける学習方法です。まずは日本語で下書きをしてから、自分が使いこなせる英語知識で英作文できるように、先述の6つのコツを念頭に簡単な英文に言い換えしていきましょう。

日記の内容は私生活やビジネス、気になる時事ネタなど何でもOK。最初から学習負荷をかけ過ぎて挫折しないよう、慣れるまでは2〜3文程度の短い文章から始めてください。

身近な出来事を自分の言葉で英訳することで、より実践的な英語アウトプット力を鍛えることも期待できます。

>>英語日記の学習効果を高めるコツはこちら

独り言英会話

独り言英会話とは、目の前に聞き手がいる想像をしながら自分が伝えたい内容を発話し続ける学習方法です。日本語で伝えたい内容を考えながら、その都度頭の中で簡単な英語表現に言い換えつつ口を動かし続けます

先ほど紹介した英語日記とよく似た学習方法ですが、予め準備した下書きを参考に時間をかけて英作文していく英語日記に比べて、話す内容を頭で考えつつ同時並行で英訳して話し続ける独り言英会話の方が圧倒的に難しいですが、その分スピーキング力の大幅な向上が見込めます。

その日に話すテーマと独り言の時間を決めたら、必ず時間いっぱいまで話し続けてください。最初の頃は思うように口が動かないはずなので、無理せずに短い時間から始めることをおすすめします。最初は30秒程度から始めて、慣れてきたら45秒→60秒→‥と少しずつ制限時間を長くしていきましょう。

>>独り言英会話の具体的なやり方や学習効果を上げるコツはこちら

英会話レッスン

英語日記や独り言英会話よりも効率的に実践的な言い換えスキルを体得したい方は、英会話レッスンの活用がおすすめです

英会話レッスン中に講師との会話が途切れないよう、常に簡単な英語表現への言い換えを意識して話し続けることで、実践的かつ高負荷のトレーニング機会を安定して確保できます。

さらに上手く言い換えできず話せなかったフレーズは、レッスン後の復習として時間をかけて英作文し直して次回レッスンで積極的に使い倒すことで、自分が使いこなせる表現の幅を一気に広げることも可能です。

ただし、英会話レッスンはスクール選びレッスンの受け方を間違ってしまうと、どれだけ時間とお金を費やしても英会話力を伸ばすことはできません。以下記事を参考にして英会話レッスンの効果を最大限引き出して活用してください。

>>管理人が厳選した社会人向けのおすすめオンライン英会話スクールはこちら

>>オンライン英会話の学習効果を高めるレッスンの受け方はこちら

まとめ

本記事では、英会話初心者でも短期間で英語がペラペラになる言い換えトレーニングについて、簡単に言い換えできるようになる6つのコツと、言い換えスキル強化におすすめな3つの学習法を紹介しました。

英語学習において単語や文法など基礎知識のインプットの重要性は疑いの余地はありませんが、多くの日本人はインプットした英語知識を上手く使いこなせていない課題も抱えています。

繰り返しになりますが、言い換えトレーニングは、これまで私たちが学生時代からコツコツ培ってきた英語知識を実践で使える武器にしてくれる本当におすすめの学習法です。本記事で紹介した言い換えのコツや言い換えトレーニングと相性の良い学習法を参考に、ぜひ短期間で仕事で成果を出せる英会話スキルを習得してください。

>>仕事で使える実践的な英語力を体系的に習得できる学習ロードマップはこちら

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